
「病院に行かなきゃいけないのは分かっている。でも、一人で行くのが怖い」——そんな気持ちを抱えている方は、思っているよりずっと多くいらっしゃいます。
検査結果を聞くのが不安。先生にうまく症状を伝えられるか心配。待合室で長く一人でいるのがつらい。理由は人それぞれですが、その不安は決して「大げさ」でも「甘え」でもありません。本記事では、一人での通院が不安になる理由と、その気持ちを少し軽くする方法、そして「誰かに付き添ってもらう」という選択肢についてお伝えします。
なぜ一人で病院に行くのが怖いのか
病院という場所は、私たちの不安を刺激する要素がたくさん詰まっています。その正体を知ると、少し気持ちが整理されるかもしれません。
「悪い結果だったらどうしよう」という予期不安
まだ起きていないことに対して強く不安になる心の動きを、心理学では「予期不安」と呼びます。これは脳が危険を過剰に予測してしまう反応によるもので、「また悪いことが起こるのでは」「もっとひどい結果かもしれない」と考えが膨らんでいく状態です。
特に病院や歯科医院のように、途中で簡単にその場を離れられない状況では、この予期不安が強まりやすいことが知られています。「逃げられない」という感覚が、不安をさらに大きくしてしまうのです。
緊張で本来の自分が出せなくなる
診察室という非日常的な空間では、緊張で血圧が上がる「白衣高血圧」という現象が起きることがあります。自宅では正常なのに、医療環境というだけで体が反応してしまう。これは意志の弱さではなく、誰にでも起こりうる自然な体の反応です。
同じように、緊張のあまり「先生に聞きたかったことを忘れてしまった」「症状をうまく説明できなかった」という経験をした方も多いのではないでしょうか。
一人の通院不安を和らげる工夫
まずは自分でできる小さな工夫から。これだけでも、当日の心の負担はずいぶん変わります。
- ▶ 聞きたいことをメモに書いておく
緊張で頭が真っ白になっても、紙を見せれば伝わります。スマホのメモでも十分です。 - ▶ 予約時間より少し早めに行く
慌てて到着すると不安が増します。余裕を持つことで気持ちが落ち着きます。 - ▶ 待ち時間に没頭できるものを持っていく
本やイヤホンなど、待合室の時間を埋めるものがあると安心です。 - ▶ 結果を一人で抱え込まない
診察後に話せる相手がいるだけで、受け止め方が大きく変わります。
外出そのものへの不安が強い方は、人混みが怖い、でも出かけたいの記事も参考になるかもしれません。
「誰かに付き添ってもらう」という選択肢
工夫をしても、やっぱり一人は心細い。そんなときは、誰かに付き添ってもらうのが一番シンプルで効果的な方法です。隣に人がいるだけで、待合室の時間も、診察室での緊張も、ぐっと和らぎます。
とはいえ「家族には心配をかけたくない」「友達に頼むほどのことでもない」と感じる方も少なくありません。そんなときの選択肢が、付き添いサービスです。
「こんなおっさんDo?」では、通院の付き添いも承っています。運営者は介護職員初任者研修課程(旧ヘルパー2級)を取得しているため、ご高齢の方や体調がすぐれない方の歩行ペース・休憩の取り方にも配慮しながらお付き添いします。(医療行為や介護保険サービスではなく、あくまで「経験のあるおじさんが隣にいる」という付き添いです。)
受付までの同行、待合室で一緒に待つこと、診察後に「どうだった?」と話を聞くこと。そんな、家族や友人がしてくれるようなことを、気兼ねなくお願いできます。
一人で抱える前に、声をかけてください
「こんなおっさんDo?」は、大阪市内を中心に外出同行・付き添い・話し相手のサービスを行っています。料金は1時間1,000円。対面が難しい遠方の方には、LINE通話での相談(全国対応)も可能です。
病院は、一人で頑張って行かなくてもいい場所です。不安な気持ちのまま我慢するより、隣に誰かがいる安心を選んでみませんか。
一人で待合室にいる時間も、隣に誰かがいれば、ただの待ち時間になる。


