在宅ワークで一日中誰とも話さない方へ|孤独との付き合い方|こんなおっさんDo?

こんなおっさんDo?

 

在宅ワークをしていて、夜になってから「そういえば今日、一度も声を出していないな」と気づく——そんな日はありませんか。仕事はこなしている。チャットもメールも一日中やりとりしている。それなのに、誰とも話していない。この記事では、在宅ワークやリモートワークで感じる「誰とも話さない日」の孤独を、大阪市内を中心にレンタルおじさんをしている「こんなおっさんDo?」がやさしく整理します。

 

忙しいのに、なぜか寂しい

在宅ワークの孤独が少し厄介なのは、「暇だから寂しい」わけではないところです。やることは山ほどある。それでも、画面を閉じた瞬間に部屋がしんと静まり返って、急に心細くなる。文字のやりとりもコミュニケーションではありますが、声を出して笑ったり相づちを打たれたりという「人と話した」手触りは、そこにはあまり残りません。しかもこの寂しさは「家で仕事ができるなんて恵まれている」と言われそうで口に出しにくく、ぜいたくな悩みだと自分で判定して飲み込んでしまう方も多いように思います。

 

その孤独感は、あなただけのものではありません

内閣府の「孤独・孤立の実態把握に関する全国調査」(令和6年12月調査/令和7年4月公表・満16歳以上、有効回答10,876件)では、孤独感が「しばしばある・常にある」と答えた人が4.3%、「時々ある」が15.4%、「たまにある」が19.6%。合わせるとおよそ4割の人が、何らかのかたちで孤独感があると答えています。

 

しかも「しばしばある・常にある」の割合は20歳代で7.4%、30歳代で6.0%と、20代・30代でとくに高く出ています。同じ調査では、同居していない家族や友人と直接会って話すことが「全くない」人も9.3%。誰とも話さない日があるのは、性格や努力不足の話ではなく、今の暮らし方では十分に起こりうることなのです。

 

▶ 「まわりはもう出社しているのに」と感じたら

総務省の「令和6年通信利用動向調査」(令和6年8月末時点・常用雇用者100人以上の企業が対象)によると、テレワークを導入している企業の割合は47.3%で、前年に続いて減っています。制度としてテレワークを持つ会社自体が減るなかで在宅を続けていると、同じ働き方の人が身近に少なくなり、この寂しさは相談しづらくなります。言いづらさが増しているだけで、感じていること自体は不思議でもなんでもありません。

 

減っているのは「親友」ではなく「雑談相手」

在宅ワークになって、親しい友人が減ったわけではないと思います。それでも寂しいのは、失われたのが「濃いつながり」ではなく「薄いつながり」だからではないでしょうか。給湯室の天気の話、エレベーターで一緒になった別部署の人との一言、帰りぎわの「おつかれさま」。在宅ワークで真っ先に消えるのは、こういう会話です。

 

社会学者のマーク・グラノヴェッターは、1973年の論文「弱い紐帯(ちゅうたい)の強さ」で、この薄いつながりが持つ役割を示しました。ボストン近郊に住む専門職・技術職・管理職の転職者を調べたところ、人のつてで仕事を見つけた人のうち、その相手と週2回以上会っていた人は16.7%にとどまりました。残りの8割以上は、週2回も顔を合わせない相手からの情報だったのです(内訳は、年1回超〜週2回未満の相手が55.6%、年1回以下しか会わない相手が27.8%/対象54人)。

 

この研究が扱ったのは仕事の情報であって、孤独感そのものではありません。それでも「たまにしか話さない相手」が暮らしのなかで確かな役割を持っていることは伝わってきます。しかもこの手のつながりは、意識して埋めにくい。「久しぶり、元気?」と連絡するほどの用事はないからです。「友達に頼むほどでもない」けど一人は不安という気持ちに近いものが、ここにもあります。

 

誰とも話さない日が続くときの、小さな工夫

大きな決断はいりません。在宅で働きながらできることを、いくつかご紹介します。

 

▶ 会議の最初の1分を、仕事以外の話にあてる

オンラインの打ち合わせは、つないだ瞬間から本題に入りがちです。出社していたころに席へ着くまで交わしていた雑談が、まるごと省略されている状態とも言えます。「暑いですね」の一言を置くだけでも、その日の会話の手触りは変わります。

 

▶ 文字で返すところを、ときどき声で返す

チャットで長い説明を打ち込みそうになったら、短い音声メッセージや数分の通話に切り替えてみる。相手にとっても早いことが多く、こちらは声を出す機会が増えます

 

▶ 「終業」の合図を、自分でつくる

通勤がなくなるというのは、一日の境目がなくなることでもあります。仕事の画面を閉じる、机から離れる、少しだけ外に出る——区切りの動作を決めておくと、気持ちが切り替わりやすくなります。外に出るきっかけづくりは引きこもりがちな毎日に「ちょっとだけ外」を作る習慣もあわせてご覧ください。

 

▶ 画面を見る時間を、少しだけ減らしてみる

先ほどの内閣府の調査では、スマートフォンを見る時間が7時間以上の層で、孤独感が「しばしばある・常にある」と答えた人の割合が高くなっていました。どちらが原因かまでは分からない調査結果ですので断定はできませんが、仕事で一日中パソコンを見たあと、休憩も寝る前もスマホという流れに心当たりがあれば、少しゆるめてみる価値はあります。

 

そして、気が向いたら誰かに連絡しよう、と考えていると、たいてい気は向きません。会議と同じように、あらかじめ話す時間を決めてしまうほうが実行しやすくなります。仕事のあとの時間の過ごし方は、一人暮らしで話し相手がいない夜、あなたは何をしていますか?もご参考ください。

 

「今日は誰とも話していない」日の選択肢に、こんなおっさんDo?

「この程度のことで友達を呼び出すのは気が引ける」「家族に話すと心配をかけてしまう」——そんなときの選択肢のひとつが、レンタルおじさん「こんなおっさんDo?」です。仕事のぐちでも、まったく関係のない世間話でもかまいません。おじさんは職場の人ではないので、話したことが翌日の会議に影響することもありません。ちょうど、あの「たまに話す程度の相手」の位置にいる人間だと思っていただければ近いかもしれません。

 

料金は1時間1,000円。大阪市内なら喫茶店や散歩がてら直接お会いできますし、LINE通話なら全国どこからでもご利用いただけます。仕事を終えた30分だけ、というご依頼でも大丈夫です。頼み方はご利用のルールにまとめています。

 

誰とも話さない日が続いていると気づけたのなら、それは自分の状態をちゃんと見られているということです。少し声を出す日が増えるだけで、部屋の静けさの感じ方は変わってきます。

 

パソコンを閉じたあとの30分に、話し相手がいてもいいと思うんです。

レンタルおじさん「こんなおっさんDo?」/1時間1,000円・大阪市内対面/LINE通話は全国対応

☎ 090-6555-4405LINEで話してみる

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