
「このライブ、どうしても観たい。でも、一緒に行ってくれる人がいない」。そんな理由で、行きたかったイベントやコンサートを諦めてしまったことはありませんか。チケットを取る勇気が出なかったり、会場でひとりぽつんと立っている自分を想像して気が重くなったり……。「楽しみたい」と「ひとりは心細い」のあいだで揺れる気持ちは、とても自然なものです。この記事では、イベントやコンサートに一人で行くことへの不安がどこから来るのかを、心理学の視点もまじえてやさしくほぐしていきます。大阪市内を中心に活動するレンタルおじさん「こんなおっさんDo?」が、あなたの「行きたい」を応援します。
イベントやコンサートに一人で行くのをためらってしまう気持ち
行きたい気持ちはあるのに、一歩が踏み出せない。その背景には、こんな思いが隠れていることが多いものです。
▶ 周りがグループや恋人同士ばかりに見える
開演前の会場を見渡すと、楽しそうに話す人たちの輪が目について、「自分だけ浮いているのでは」と感じてしまう。
▶ 感動を分かち合う相手がいない
最高の瞬間に「すごかったね」と言い合える人がいないと、楽しさが半分になってしまう気がする。
▶ 開演までの待ち時間やトイレ・物販が気まずい
ひとりだと手持ち無沙汰で、席を離れるタイミングにも気を使う。
どれも「わがまま」でも「気にしすぎ」でもありません。誰かと一緒のほうが安心するのは、人として当たり前の感覚です。まずは、その気持ちを否定しないであげてください。
「一人だと変に見られる」は思い込みかもしれません
一人参加のいちばん大きなハードルは、「周りに変に思われそう」という視線への不安ではないでしょうか。実はこれ、心理学で説明できる“思い込み”の可能性があります。
アメリカ・コーネル大学のトーマス・ギロビッチらの研究チームが明らかにした「スポットライト効果」という心理があります。これは、自分の見た目や振る舞いを、実際よりもずっと周囲が注目していると感じてしまう傾向のことです。まるで自分にだけスポットライトが当たっているように感じる、というネーミングです。
研究チームは、あえて格好の悪いTシャツを着た学生に大勢の前へ現れてもらう実験を行いました。本人は「みんなに見られて気づかれた」と思い込むのですが、実際に気づいていた人は本人の予想の半分ほど。注目されていると感じる度合いは、現実の2倍以上もあったのです(この研究は学術誌に2000年に発表されています)。つまり、あなたが思っているほど、周りはあなたを見ていないということ。「一人で来ている」ことなど、ほとんどの人は気にも留めていないのです。
コンサート・イベントは、実は“一人参加”と相性がいい
スポットライト効果をふまえると、コンサートやイベントはむしろ一人で行きやすい場だと言えます。理由はシンプルです。
みんなの視線は「舞台」に集まっている
会場にいる人たちの関心は、ステージやアーティスト、作品に向いています。隣の席の人が一人かどうかを気にしている余裕は、誰にもありません。日常の場面以上に、あなたは“目立たない”のです。
自分のペースで思いきり没頭できる
一人なら、好きなタイミングで盛り上がり、好きなだけ余韻にひたれます。連れに気を使って「そろそろ帰ろうか」と合わせる必要もありません。好きなものに全集中できるのは、一人参加ならではの贅沢です。
「ソロ活」はもう珍しくない
近年は「ソロ活」という言葉も広がり、一人で趣味やイベントを楽しむ人は当たり前になってきました。会場を見渡せば、一人で来ている人は意外とたくさんいます。感想は後からSNSで分かち合うこともできます。あなたは、決して一人ではありません。
一人参加の不安を少し軽くする小さな工夫
とはいえ、頭で分かっていても気持ちはすぐには切り替わらないもの。最初の一歩を踏み出しやすくする工夫をいくつかご紹介します。
▶ 会場の下調べをしておく
トイレや物販、自分の席の場所を事前に確認しておくと、当日うろうろせずに済み、ぐっと落ち着けます。
▶ グッズやタオルで“参加する側”になる
手元に好きなグッズがあるだけで、気持ちが前向きになり、所在なさも和らぎます。
▶ まずは小さめのイベントから慣れる
いきなり大規模ライブでなくても大丈夫。トークショーや小さな展示・上映会など、ハードルの低いものから始めると自信がついていきます。
人が多い場所そのものが苦手という方は、人混みが怖い、でも出かけたい方へのヒントもあわせて読んでみてください。少しずつ「外に出る練習」を重ねることが、いちばんの近道です。
それでも心細いなら、おっさんと一緒に行くという選択肢
いろいろな工夫をしても、「やっぱり最初の一回は誰かにそばにいてほしい」。そう思うのは、弱さでも甘えでもありません。そんなときは、レンタルおじさん「こんなおっさんDo?」を頼ってみてください。
会場までの道のりや開演前の時間に隣にいるだけでも、心細さはずいぶん軽くなります。結婚式に一人で出席するのが気まずい方の同行など、「一人だと心細い場所」へのお供は、実際によくいただくご依頼です。料金は1時間1,000円。大阪市内を中心に対面で同行し、当日が不安な気持ちの整理は、LINE通話なら全国どこからでもご相談いただけます。
ご相談はLINEか、お電話(090-6555-4405)からどうぞ。サービスの詳しい内容はご利用ルールのページをご覧ください。
観たいものがあるなら、隣におっさんがひとりいるだけで、きっと会場までたどり着けます。あなたの「行きたい」を、置き去りにしないでください。


